男性の好きを持続させるためには?
恋愛でよく例えられる表現で、「女性の恋愛は長距離マラソン、男性の恋愛は短距離マラソンという言葉があります。
男女の脳の構造、性質が異なる事から、男女の恋愛曲線を描くと相反するものになります。
男性に上記のような恋愛曲線を描かせないために、女性がしなければいけない事があります。
今回は好きな男性を本気にさせ、恋愛心理学・科学的な側面から見た恋愛後も「好き」を持続させる方法を紹介します。
恋愛心理学・恋愛科学で好きを持続させる方法
間欠強化の法則とは?
心理学、間欠強化の法則をご存知でしょうか?
間欠強化の法則とは、心理学用語で、確実にもらえるとき以上に成功報酬がもらえる頻度が少ないほど、もらえたときの快感が大きくなり、その余韻を味わうために、何度も継続してしまうという心理原則です。
要は、当たり前のように毎回報酬をもらえるよりも、もらえるか?もらえないのか?どうかわからない状態にもっていったほうが「報酬をもらおうとする行動が、積極的になったり、長続きする」という事です。
例えば、決まりきったお給料で働いているとついなあなあになったりしますが、頑張ればお給料がアップするかもしれないと思うと意欲もアップし、頑張りは持続する事でしょう。
アメリカの心理学者スキナーは、マウスを使った実験で「間欠強化」を証明しました。
スキナーは、マウスがレバーを押すとエサが出てくる仕組み「スキナーボックス」という実験装置を作り、レバーを押せば必ずエサが出てくる「装置1」とエサがランダムに出てくる「装置2」で実験を行いました。
その結果、マウスは必ずエサが出てくる「装置1」よりも、ランダムにしかエサが出てこない「装置2」のレバーを長時間にわたり押し続けたのです。
この実験は複数のマウスを使って行われましたが、全てのマウスが装置2の方に長時間、持続的に回し続けたという結果が出たそうです。
人間も様々な面で心理学の間欠強化法則が当てはまります。
仕事や買い物、更にはギャンブルなどもそれに当たります。
特別報酬があるかもしれないと思って頑張る。
たまにしか発売されない限定商品だから欲しくてどうにかして買ってしまう。(食事も同様)
たまに大当たりして大きな勝ち額を得られるパチンコだから、なかなかやめれない。
わたしたちの生活の中で、間欠強化の法則は多く存在します。
そして恋愛時にはこの間欠強化が男女の仲を良好にさせるキーとなるのです。
ポイントは程よく相手にフラストレーションを与えることです。
このフラストレーションは「じらす」と言うことを意味します。
好きな相手になんでも与えない。
好きな男性に頼まれたり、誘われたりすれば何でもOKを出してしまいたくなりますが、これは絶対してはならない事です。
男性を本気にさせ「好き」を持続させるには、じらしながらOKを出す(断る機会を作る)事です。
きちんと長期間持続して実践する事ができれば、ちゃんと男性の気持ちにも効果が出ます。
恋愛で間欠強化の法則を使えば、男性は「OK」と言ってくれるためにあなたの為に色々と頑張ってくれます。
しかし、性格やタイミングによっては逆効果になってしまうので、きちんと男性の全体像を把握する事、タイミングを見る事は重要です。
恋愛心理学における男性本気にさせ、好きを持続させる方法是非試してみてくださいね☺︎