子宮癌の検診内容とその費用!私はまだ大丈夫と思うのは危険!


子宮癌検診受診前の注意事項と検査の詳細

前回、乳癌と同様、子宮癌の怖さを説明し検診に行くようオススメしたが、検査の内容や費用に不安を持っている人は多いのではないかと思います。
不安を緩和するためにも今回は検査の内容と費用を説明して行きたいと思います。

受診する前の注意事項ですが
検診の前夜は性行為をしないでください。また、膣内を洗わなず通常時の状態で受診しましょう。

さあ、気になる検査内容です。

♦子宮頸癌の検査♦

子宮頸がんは、子宮の入口になる部分の頸部という部分に発生します。
 検査はこの付近を綿棒のようなもので細胞をこすり取ります。
 皆さん内科でインフルエンザ検診を一度はしたことがあると思いますが、あの膣内バージョンだと思ってください。
 1、2分で終了し、痛みはありません。
 採取した細胞を色素で染め、顕微鏡で観察し、癌細胞の有無をみます。
判定には1~2週間かかります。

♦再検査♦

子宮頸がんが疑わしく再検査になった場合、コルポスコピーという拡大鏡のような器械で、子宮頸部の粘膜表面を拡大し、細かい部分を観察します。
 また、癌病変がありそうと思われる部分から組織を少量取り、標本をつくって顕微鏡で診断します。
 どちらの方法も少量の出血はありますが、痛みはほとんど感じません。
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子宮体癌の検査

子宮体がんは子宮の内部にできるので、細い棒やチューブを子宮内部に挿入して、子宮の中の細胞を採取して顕微鏡でみます。
 多くは1~2分で終了しますが、少量の出血とともに痛みを伴います。

♦再検査♦

経腟超音波で子宮内膜の厚さや状態をみます。
小さいおさじのような「キューレット」という器具を子宮内部に挿入して、子宮内膜組織を削り取り顕微鏡で組織をみます。
痛みを伴うので、鎮痛剤や軽い麻酔をして行います。

 婦人科については、膣の中の検診のため、羞恥心などでどうしても行きにくいと思う方もいるかもしれませんが、完全にプライバシーの保護はされていますし、羞恥心を感じないように自分が診察されている事が見えないように腹部のあたりにカーテンがかかっています。
検診直前までは羞恥心への配慮でタオルなどの掛物がしてありますし、意外に平気なものですよ。

検査費用

■自治体の子宮がん検診(住民健診)■

自治体にて癌検診(住民健診)は定期的に行われています。
この自治体の癌検診を受診する際の費用は、無料~2000円程度。
自分が住んでいる地域の健康づくり課などに問い合わせてみましょう。

 この検診は20歳以上の方が対象となっており、自治体によって年に一度、もしくは二年に一度受診ができるようになています。

■無料クポーンの発行もあり■

自治体で子宮頸がんの検診が無料となるクーポンが発行されています。
子宮頸がんの無料クーポンは、「20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の女性を対象に発行され、住民票のある自治体より自宅に送付されます。
子宮頸がんの無料クーポンは、問診・視診・細胞診・内診といった検診の流れを受けることができます。

無料クーポンに記載されている医療機関に予約を入れることで、子宮頸癌検診を無料で受けることができるので、発行対象年齢の方は使用するとお得です。

職場の健康診断で子宮がん検診を受ける場合

職場の健康診断で子宮がん検診を受けることができる場合、その費用は無料~2000円程度となっています。
自身が勤務する企業の検診制度に従い、勤務する企業の健康診断にて受診する事ができます。
専業主婦の方の場合は、旦那さんの勤務する企業の負担で受診する事ができますが、企業によって子宮癌検診の負担が含まれていなかったりするので、確認すると良いでしょう。
この費用は、会社側からの補助の有無、加入している健康保険の種類によって異なってきますので、受診前に確認することをおすすめします。

個人で病院に検診に行く場合

 子宮癌検診を個人で受ける場合、婦人科を受診しましょう。
 個人で婦人科を訪れ、自費によって子宮がん検診を受ける場合の費用は、個人の希望で行う検診となるの保険がきかず、全額自己負担となります。医療機関によって違いますが、子宮頸がん、体癌検査ともに5000円程度です。
 精密検査などが必要な場合や診療、処置などが含まれた場合は13,000円~15,000円程度請求されます。
 ただ、症状があり、検査を受ける場合は、保険適応となるので個人の負担額は3割負担となります。
ちなみに、子宮がん検診を受ける健康組合(社会保険)に加入している方が子宮がん検診を受ける場合、加入している健康組合によって費用が異なってきます。
 例として、協会けんぽに加入している方が子宮癌検診を受ける場合、最高6,520円の補助を受けることができるそうです。
 自己負担額はこの補助額を差し引いた額となります。
ちなみにこれは乳がん・子宮頸がん検診は40歳以上の偶数年齢の女性で受診を希望する方、子宮頸がん検診(単独受診)は、20~38歳の偶数年齢の女性で受診を希望する方が対象となります。
自分のためだけでなく、自分の大事な人たちのためにも、是非とも検診に行ってみてくださいね。

 

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