猫の腎不全、東大チーム原因解明!今後猫が長生きできる


大事な家族とも言える猫ちゃん。

家族の健康とても気になりますよね。

長生きしてほしいし、出来ることならずっと一緒にいたい。

そんな猫ちゃんの腎不全という恐い病気について朗報

かもしれません。

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最近、痩せてきた、食欲がないし水をやたらに飲むようになったという症状があるなら、腎不全の疑いがあります。

腎不全は、猫が発症しやすい病気として知られています。

「猫に腎不全が多い原因」を東大の疾患生命科学の研究チームが解明し、2017年10月12日にに英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に発表したそうです。

猫の死因の第1位はは腎不全とされているものの、なぜ猫に多いのか原因は不明で治療法も確立されていなかったのです。



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腎臓は、血液中の老廃物を尿として排出する役割があり、腎不全はこの機能が働かない状態のことで、尿の通り道となる管内の細胞が死んでしまい剥がれ、ごみとなって塞いでしまうことが原因となります。

猫の場合は5〜6歳で急性の腎不全になることが多く、そのうち5〜7割が改善せずに、慢性腎不全のため15歳程度で 死ぬといわれているそうです。

猫の腎不全の初期の症状とは・・・
◉食欲がなくなる
◉嘔吐や下痢をする

悪化すると・・・
◉アンモニア臭の口臭がする
◉脱水症状
◉体温が低下する
◉貧血
◉ショック状態(けいれん)を引き起こす場合がある
◉昏睡状態に陥る

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人やマウスでは、急性の腎不全になった場合、血液中に固まって浮遊しているたんぱく質が活性化し、ごみの排除に関わって腎機能を改善させるが、猫の場合は、タンパク質が急性腎不全になっても働かないことを研究チームは発見したとのこと。

このたんぱく質の働きを利用した薬の開発が進められており、 研究チームによると、数年で猫の薬が使えるようになる見込みで、猫の寿命を大幅に延ばせる可能性があるそうです。

是非とも、この研究に期待し、多くの猫の健康を守ってあげたいものです。
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