恋愛心理学の駆け引きとは?
心理学とは、心と行動の学問であり、科学的な手法によって研究されているもの。
心理学を活用して行なう恋愛は、科学的に成功率もアップすると言われています。
今回は恋愛心理学で異性を惚れさせすぎてしまう、恋愛駆け引き方法6選を紹介します。
好きな相手を夢中にさせてみましょう。
1、吊り橋効果
一緒にドキドキを共有する
恋愛には安心も必要ですが、安心ばかりの恋愛だと科学的に恋愛熱は早く冷めてしまいます。
恋愛は脳内ホルモンPEAが分泌され、それがドーパミンなどの高揚ホルモンを分泌、増大させドキドキさせる事で人を好きになる気持ちは強くなり、それは持続します。
恋愛心理学でオススメなのが絶叫マシンにお化け屋敷、遊園地デートで使える吊り橋効果。
吊り橋という言葉そのままで、今にも落ちそうな吊り橋の上ですれ違ったふたりは、恋に落ちると言われています。
研究により、スリルによる心拍数の増加を、恋愛の胸の高鳴りと錯覚してしまうことによって起きる心理的現象と言われています。
できるだけドキドキする環境にふたりで身を置けば、恋が生まれ、その後も適度に2人でドキドキを共有する事で恋は持続する可能性がアップするでしょう。
2、無理な要求を最初にぶつけてみる!
ドア・イン・ザ・フェイス
恋愛で必要なのはまず会う時間を作る事が大切です。
その会う時間を作るために、心理学のドア・イン・ザ・フェイスは効果的。
ドア・イン・ザ・フェイスとは、相手の目の前でドアを閉めるという意味。
まず最初に無茶な要求を突きつけて、相手を困らせ断らせます。
これは営業のときによく使われるテクニックと言われています。
無理な事をお願いした後、次に小さな要求をすると、比較的飲んでもらいやすいのです。
これは最初の要求を断ったことによって発生した罪悪感をうまく利用する技術です。「2人で遊園地に行こう」は断れても、続けて「じゃあ合コン開くからメンバーの1人として来て」と要求が小さくなれば、と思わずそのくらいならいいかなと思ってしまいそうですよね。
まずは会う時間を作る事が重要。2人で会う事を断られたのであれば、小さい要求をしてみましょう。
3、成功報酬はたまに与える
間欠強化の法則
心理学、間欠強化の法則とは、成功報酬がもらえる頻度が少ないほど、もらえたときの快感が大きくなり、その余韻を味わうために、何度も継続してしまうという心理原則です。
要は、当たり前のように毎回報酬をもらえるよりも、もらえるか?もらえないのか?どうかわからない状態にもっていったほうが「報酬をもらおうとする行動が、積極的になったり、長続きする」という事です。
例えば、決まりきったお給料で働いているとついなあなあになったりしますが、頑張ればお給料がアップするかもしれないと思うと意欲もアップし、頑張りは持続する事でしょう。
恋愛も同じで与え続けられるよりも、その与える好意を少なくする事で、より欲するようになる(好きになる)のです。
これは、付き合った後に一番実践してほしい恋愛心理テクニックです。
4、頻繁に接触を持つ
単純接触効果
単純接触効果とは、接触したり、接触する回数が多いものほど好ましく思う傾向にあるという効果です。
ペットに対してもそうですが、飼うつもりはなくてもペットショップで抱っこさせてもらったり、何回もそのペットショップに足を運ぶとその子が欲しくなったりします。
恋愛において同じ職場や、学校などで好きな人ができたり付き合ったりする人が多い事が、この効果と言えるでしょう。会う回数が多い人ほど、好ましく思うようになるのです。
会わずとも頻繁に連絡を取るだけでも好印象を与える事ができます。
5、好意をもらうと好意を返したくなる
好意の返報性
心理学で有名なのが好意の返報性。
人間関係で、自分の事を悪く言い、自分の事を嫌いなんだと認識する相手の事も嫌いになってしまいますよね。
それと同じで人は好意を持たれると好意で返したくなります。
何かを頂いたら、なんだかお返しをしないと悪いような気分になってしまう心理です。
意中の相手に、好意をなんとなく示してみましょう。
その時は相手は何とも思っていなくても徐々に好意を持つ可能性がアップするでしょう。
6、あなたにだけだよ?
2人だけの秘密効果
人は秘密を共有する相手と、心理的に距離を縮める傾向があります。
友人でも異性でも「二人だけの秘密なんだけどね・・・?」と言われたら、なんだかその相手の事を特別だと感じてしまいますよね。
日常生活の内証話を2人だけの共有話としてしてしてみましょう。
相手は自分だけに話してくれたと、好意を感じここで好意の返報性も伴う事になるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
恋愛心理学で好きな相手を夢中にさせてみてくださいね。